どろろ(忍び寄るかじりんこんの恐怖)
アニメ「どろろ」で最もこわかった妖怪がかじりんこんです。
正確ではありませんが、
「1つかじって皮の味
2つかじって肉の味
3つかじって骨の味」
と言いながら、ひたひたと忍び寄ってくるのでした。
幼い私は、かじりんこんのことを思うと、本当に夜トイレに行くのが恐怖でしたね。
当時住んでいた家のトイレが屋外にあったんですよ。
もう、ほんと、ヤでした。
主人公百鬼丸は、両腕を飛ばすと、腕から直接生えている刀が飛び出します。
これで妖怪と戦うわけですが、かっこいいなあと思っていました。
百鬼丸は全身がつくりもの(それも木造!)の、現代で言えばサイボーグですが妖怪を倒す度に体の各部が生身に戻っていくという設定です。
妖怪を倒して百鬼丸の一部が生身に戻る時、毎回百鬼丸は苦しみに悶絶しました。
早く元の体に戻ってほしいと思いながら見ていましたね。
また、どろろが実は女の子だったことを知ったのは小学校高学年か中学生ぐらいの時、たまたまマンガを立ち読みしてのことだったと記憶しています。
てっきりずっと男の子だと思っていたのでびっくりしましたね。
そこには手塚先生なりのメッセージが込められているのでしょう。
「どろろ」は原作マンガちゃんと読んだことがないので、機会があれば通して読みたいと思っています。