私的ヒーロー列伝

私の人生の傍らにはいつもアニメや特撮、マンガ等がありました。それらを振り返る私的思い出語りのブログです。作品の分析や記録や論評するためのものではありません。記憶をベースに書いていますので情報の正確さは保証できないことを読者の方にはお断りしておきます。

聖闘士星矢(私も人間は自分のためにだけ戦うものだと思っていた)

 1987(昭和62)年の春から就職を機に私は1人暮らしを始めました。
 そして毎週『少年ジャンプ』を買い始めました。
 当時「北斗の拳」「ドラゴンボール」「こち亀」などジャンプの黄金時代を築いたマンガが連載されており、ジャンプの面白さは最高でした。
 その中に「聖闘士星矢」がありました。
 既にテレビアニメの放送も始まっており、私は土曜7時からのアニメも見るようになりました。
 聖闘士星矢の中に、私が何度読んでも涙してしまうエピソードがあります。
 それは、ドラゴン紫龍とカプリコーンのシュラが、廬山亢龍覇によって宇宙へと消えていくシーンでした。
 世のため、子どもたちのため、我が身を犠牲にする紫龍に、
「人間は自分のためだけに戦うものだと思っていた」
シュラは衝撃を受けます。
 そしてそれは私自身もそうでした。
 社会人となって私自身、子どものころのような純粋な気持ちは薄れ、清濁混とんとした現実世界というものを日に日に身をもって知るようになっていたからです。
 そんな私に紫龍の台詞は強烈過ぎました。
 私もシュラ同様、衝撃を受けたのです。
 今の私は、全ての人のために存在していたいと思っています。
 自分だけのためでもなく、他人の犠牲になるのでもなく、全ての人のために。
 その全ての人の中には自分自身も入ります。
 自分自身も含めた、全ての人が幸せであれば、こんないいことはないでしょう。

聖闘士星矢 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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