ミクロマン(森藤よしひろ先生のマンガが抜群におもしろかった) 私が初めて「ミクロマン」の漫画を読んだのは『テレビマガジン』1976(昭和51)年夏の増刊号ででした。 「ミクロマン」はテレマガ本誌には連載されず、増刊号の度に長編漫画が載りました。 毎回楽しく読んでいました。 1976年夏の増刊号はミクロマンたちの新しい仲間スパイマジシャンたちが登場するエピソードでした。 スパイマジシャンたちが、ラーメン屋さんが店舗にしていた電車を基地にしていたため、敵のアクロイヤーに襲われ、ラーメン店主のお父さんが
私が初めて「ミクロマン」の漫画を読んだのは『テレビマガジン』1976(昭和51)年夏の増刊号ででした。
「ミクロマン」はテレマガ本誌には連載されず、増刊号の度に長編漫画が載りました。
毎回楽しく読んでいました。
1976年夏の増刊号はミクロマンたちの新しい仲間スパイマジシャンたちが登場するエピソードでした。
スパイマジシャンたちが、ラーメン屋さんが店舗にしていた電車を基地にしていたため、敵のアクロイヤーに襲われ、ラーメン店主のお父さんが怪我をするか亡くなるかしたのだったと思います。
ラストはスパイマジシャンが「バスラーメン」という新しい店舗用にバスをプレゼント。
作者の森藤よしひろ先生は、ウルトラマン漫画の第一人者内山まもる先生のように、こういったキャラクター物でおもしろいストーリーの漫画を描く方でした。
お二人とも、絵もとてもうまい方でした。
森藤先生は1976年のテレマガ本誌では「大空魔竜ガイキング」を連載していたと記憶しています。
後日、テレマガのコミックで「ミクロマン」が発売されました。
第1話では、4人のミクロマンたちが、エレベーターの千切れたケーブルとケーブルとの間に、つなぎとなるように手をつないで入り、上下ケーブルをつかんでエレベーターが落下するのを防ぐ――という描写がありました。
あんな小さな体で、重いエレベーターの落下を防いだのですから、キャッチフレーズどおり本当に「小さな巨人」、小さな超人として描かれていて、その強さ、能力の高さに納得でした。