「ザ☆ウルトラマン」 登場ウルトラマンの正式名称は「ウルトラマンジョーニアス」 登場ウルトラマンの名前が番組タイトルになっていないのは「帰ってきたウルトラマン」以来です アニメのウルトラマンという事で放映開始にあたり私の期待と不安は半々でした 作画力については、当時の制作会社「サンライズ」の技術は心もとなく、正直、絵を見てがっかりさせられる回も少なくありませんでした しかし、ストーリーは私を満足させてくれるものであり、十分健闘してくれた作品だったと思います 放映当時の1979（昭和54）年、私は高校
「ザ☆ウルトラマン」
登場ウルトラマンの正式名称は「ウルトラマンジョーニアス」
登場ウルトラマンの名前が番組タイトルになっていないのは「帰ってきたウルトラマン」以来です
アニメのウルトラマンという事で放映開始にあたり私の期待と不安は半々でした
作画力については、当時の制作会社「サンライズ」の技術は心もとなく、正直、絵を見てがっかりさせられる回も少なくありませんでした
しかし、ストーリーは私を満足させてくれるものであり、十分健闘してくれた作品だったと思います
放映当時の1979（昭和54）年、私は高校受験に失敗して浪人しなければならなくなりつらい毎日を送っていました
周りの友達はみな高校１年生になっているのに、自分だけは高校へ行けず、予備校に通っている
中学浪人など少数派ですから、肩身の狭い思いをしていました
そんな私は、ウルトラマンの番組を見て励まされました
実は私を最も励ましてくれたのは、「ザ☆ウルトラマン」ではなく「ウルトラマンレオ」だったのです
1979年４月から、当時私が住んでいた仙台市ではレオの再放送が月～金の夕方に始まりました
本放送終了以来、再放送が無かったと記憶しています
本放送の時は見ない回もあったウルトラマンレオでしたが、この再放送の時は全ての回を漏れなく見ました
おおとりゲンを演じる真夏竜さんの鬼気迫る表情に私は勇気を与えられました
実際、ハードな撮影現場であったと後日知りました
実は「ウルトラマンレオ」に勇気を貰ったと言っている人は私だけでは無かったようです
雑誌などの記事でそれを知りました
「ウルトラマンレオ」は、そんな、苦境にある立場の人を励ます不思議な魅力をもった作品だと感じています
「ザ☆ウルトラマン」の話に戻ります
アニメで、しかも、M78星雲出身ではない、U40（ユーフォーティー）出身の、全くこれまでのウルトラマンとはつながりのないジョーニアス
その後の扱いはどうなるのかと思っていましたが、平成ウルトラマンの登場で、M78星雲系とは違うウルトラマンがたくさん現れる事になり、ついに「ギャラクシーファイト２」では、ジョーニアスが着ぐるみスーツ化されて、実写ウルトラマンと共闘するまでになりました
これからの実写ウルトラ作品にもジョーニアスが、同じU40出身のウルトラマンタイタスと共にたくさん登場してくれる事を私は期待したいと思います
