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鉄腕アトム(唯一の弱点が「エネルギー切れ」?)

 鉄腕アトムは私が生まれた1963(昭和38)年に始まった国産初のテレビアニメです。
 鉄腕アトムはほぼ無敵でした。
 でも強すぎるヒーローは、作品としては面白くないのも事実です。
 そのため、ヒーローにはあえて弱点が設定される場合があります。
 3分しか戦えないウルトラマンとか、初期設定では空を飛べなかったマジンガーZ、リモコンが敵に渡れば敵となってしまう鉄人28号などなど。
 初のテレビアニメである鉄腕アトムに、そんな弱点は設定されていないように見えました。
 だからというわけではないでしょうが、劇中でよくアトムがピンチになる原因とされたのが「エネルギー切れ」です。
 調子よく敵と戦っていたとしても、エネルギーが減って次第に動けなくなりピンチになる――そんなアトムを見て、いつもはらはらしたものでした。
 と同時に、
「アトムってしょっちゅうエネルギー切れになるなあ」
「もうちょっと、どうにかならないの」
とも思っていました。
 時々アトム以上の性能をもつ敵ロボットが現れて、エネルギー切れ以外のピンチも迎えたアトムでしたが、とにかくよくエネルギー切れを起こしていたロボット、それがアトムでした。
 以降のロボットアニメでは、あれほどエネルギー切れが描かれたものは無かったように思います。
 エネルギー切れ以外の弱点の設定や、ストーリー展開によるピンチの設定で、見せ場を作るようになりました。
 それがやがて世界に誇るジャパニメーションへとつながっていったのでしょうね。