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ゲッターロボ(リョウの台詞にフラグが立っていた)

「合体したゲッターを、ただのマシンと思うなよ!」
 メカザウルスをゲッター1で蹴散らす時のリョウの台詞です。
 出典は石川賢氏による漫画「ゲッターロボ」。
 後に、エヴァンゲリオンで有名な庵野秀明監督の「トップをねらえ!」のアニメにもノリコの台詞として引用された有名な言葉ですね。
 小5当時、連載されていた『少年サンデー』でこれを読んで、私はなんともいえない不安を感じました。
 今風でいうならば“フラグが立っていた”のを感じていたからなのでしょう。
 もちろん、当時はフラグなんていう言葉は知りませんでしたが。

・死ぬ運命にある人物が出かける前に「必ず帰ってくるよ」と言う。
・「冥土の土産に教えてやろう」という悪役は必ず敗れる。
・「ああ、もう直ぐ会えるのね!」と行って訪ねて行くと絶対会えない。

 ご存知のように、上記がフラグの例です。
 石川版「ゲッターロボ」では、この後、リョウが戦いの中、行方不明となり、発見された時は記憶喪失。
 ムサシはメカザウルス軍団にあえて無謀な戦いを挑み爆死。
 ストーリーはすさまじい展開を見せます。
 このころ、テレビ版スタッフの間では「リョウを死なせよう」「いや、死ぬのはムサシだ」というように2案が出ていたそうです。
 石川版でリョウがこのような扱いになるのは、テレビ版の企画も踏まえていたからなのかなと大人になってから、いろいろなゲッター解説本を読んで思いました。
 リョウとムサシ、どちらが死ぬことに決定しても対応できるような話運びにしていたのでしょう。